糖質制限ダイエットがメジャーになってから、目の敵にされがちなお米。
お米抜きのメニューも多々見受けられますが、日本人の体質、そしておなかの健康を考えると、必ずしも正しい方法とは言い切れません。
お米は善玉菌のえさとなる、食物繊維、炭水化物が多く含まれる食材です。
特に玄米は、ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含む万能食。しっかり噛んで食べることで満腹中枢が刺激され、少量で満足感が得られるため、ダイエットにも向いています。
「栄養はパンでとれるのでは?」という疑問を持たれるかもしれませんが、精製された白い小麦は含まれる栄養素の数が限られてきます。最近話題のブランパンの方が栄養素や食物繊維は豊富ですが、添加物が含まれている場合、おなかにとって必ずしも有益とは言い切れません。食品表示をよく確かめるようにしましょう。
日本人は古来より米を主食とし、我々のおなか・体質は米食で健康が維持されるようにできています。量を調整したり、玄米を取り入れたりして、米食文化をおなかのためにもぜひ大事にしていきましょう。
玄米が苦手な方、おなかがもたれやすい方は、分づき米や玄米発酵食品を取り入れましょう。